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トップページ学部・学内共同利用施設 ≫ 臨床検査医学
 旭川医科大学臨床検査医学講座は昭和63年に開講し、牧野幹男教授、池田久實教授、伊藤喜久教授が築かれてきました。本講座は旭川医科大学病院の臨床検査・輸血部と共同で基礎研究と臨床検査に関連した多様な臨床研究を担っています。また、学部教育、大学院教育を行っています。現在のスタッフは教授、講師、助教(2名)の4名です。私たちの研究、教育活動に興味を持った医師、臨床検査技師、学生の参加を心より歓迎いたします。どうかご連絡ください。
 主な研究テーマは以下のとおりです。
 

◆動脈硬化の分子機構の解明と新たな検査法の開発
 人口の高齢化に伴い著明に増加している生活習慣や加齢に関わる疾患の新しい検査法が求められています。私たちはこれらの病態を解析し、病気の成り立ちを制御するシステムの解明と検査への応用研究を行い、病態の分析技術を踏まえた検査方法の実践に取り組んでいます。多くの慢性疾患の基盤に慢性炎症があります。我々は血管や肥満脂肪組織の炎症の病態を特異なT細胞亜群やスフィンゴ脂質の変動の観点より解明を続けています。また、研究成果を臨床検査に応用し、肥満患者で血中のスフィンゴ脂質レベルが変化することを見出しています。新しい診断法として成果を高齢化社会に還元することを視野に入れ、精力的に研究を進めています。

◆血栓性疾患の発生機構の研究
 線溶系因子は生体の防御システムとして血栓溶解に働き、組織内在プロテアーゼとして血管内外で重要な機能を担います。私たちは糖尿病や高齢者で線溶系レベルが変化して創傷治癒過程に及ぼす影響を研究しています。たとえば、血スフィンゴ脂質が線溶系阻害因子の発現を制御する機序を解明しました。また、分子生理学を背景として新しいドラッグデリバリーシステムを設計、開発し治療に応用する研究をしています。

◆パラダイムシフトから質的変化を標的とした新しい検査方法を探る
 急性心筋梗塞や急性感染症などでは組織障害は重篤で血液マーカーの急激な量的変化があります。一方、動脈硬化症、慢性炎症などでは細胞や組織の変化は穏やかに進みますので変化の進行度や活動性の評価には、質的変化を的確にとらえる新しいマーカーが必要です。私たちは代謝異常を伴う高血圧患者や喫煙者で早期から血中のマイクロRNAや血管機能が変化することを明らかにしています。臨床活動の中で直接患者から病態を学び絶えず新たな検査の可能性を念頭においています。生命科学研究が学際的になり融合的視野が求められる中で、積極的に共同研究を行ないます。また、生涯学習活動も積極的に支援し、最新の知見を地域の医療関係者と共有します。心臓や超音波検査医学の研修を希望される医師、検査技師、最近の新しい検査方法を学び直したい医師、検査技師の方々の連絡を心よりお待ちしています。

 
教授挨拶
教育
研究
独自ページリンク
 
トピックス
 
26.7.14   病院臨床検査・輸血部の独自ページが新しくなりました。
       ぜひ、ご覧ください!
教授挨拶
 

教 授 : 藤井 聡(ふじい さとし)

 臨床検査医学講座は、臨床検査の技術を用いて疾患の病態を解析し、予防医学、病気の早期発見、適切な治療、予後の予測などに貢献する分野です。近年の検査技術の進歩はめざましく、診療に必要不可欠となっています。
  旭川医科大学の臨床検査の多くは病院の臨床検査・輸血部で行われています。中央採血室の採血業務、血液・尿などの検体検査、心電図・脳波・肺活量などをみる生理機能検査、心臓や血管の超音波検査、感染症の診断や感染症関連情報の提供、輸血部門に分けられます。約35名の臨床検査技師が所属し、正確・精密な検査結果を日夜迅速に提供し、血液製剤の供給や安全に輸血を行うための検査をしています。
  日常診療においていつどのような検査を行うかを決定し、得られた結果を適切に判断し診断や治療に的確に反映させることは医師の重要な仕事のひとつです。したがって、医師は検査の意義、原理、限界を理解し、得られた結果を正しく解釈する必要があります。臨床検査医学講座は、学生の教育や医療スタッフ、検査技師の研修の充実に力をいれ、旭川医大病院の臨床検査・輸血部の医師や臨床検査技師と密接に連携して次世代教育のために常に新しい情報を発信しています。
  既存の検査法を改良し、新しい検査法を開発していくことは臨床検査医学講座の重要な使命です。病院の臨床検査・輸血部と一体となって業務のなかで遭遇する疑問や新しい知見から、検査・輸血に携わる者だからこそできる次世代につながる学術研究に取り組んでいます。新しい検査法を開発し、 診療の場で役立てて頂くことが研究の使命と考えています。
  臨床検査医学の研修や新しい検査法の習得や開発に興味のあるかたの来訪を心より歓迎いたします。

  
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教育
 

医学科・看護学科における担当科目
(大学院担当科目については博士課程HPを参照)

医学科講義

  • 第4学年「臨床検査学」(15コマ)
  • 第3学年「医学英語W−A」(30コマ)
  • 第4学年「医学英語W−B」(30コマ)
  • 第4学年「医学研究特論」(90コマ)
  • 第4学年「臨床医学概論3」(1コマ)
  • 第4学年「医学チュートリアル」
  • 第4学年「医療安全」(7コマ)
  • 第4学年「生体構造機能蛋白・病態解析コース」(1コマ)
  • 第4学年「糖尿病・内分泌Up-Dateコース」(2コマ)

医学科実習

  • 第2学年「免疫学実習」(3コマ)
  • 第3学年「生理学実習」
  • 第5学年「臨床実習Iコース」(0.5W)
  • 第6学年「選択アドバンス臨床実習」(1W)

看護科講義

  • 第4学年「臨床検査論」(15コマ)
研究
 
  • Ito S, Iwaki S, Kondo R, Satoh M, Iwabuchi K, Ohkawa R, Mishima Y, Yatomi Y, Furumoto T, Tsutsui H, Fujii S. TNF-α production in NKT cell hybridoma is regulated by sphingosine-1-phosphate: implications for inflammation in atherosclerosis. Coron Artery Dis. 2014; 25(4): 311-20.
  • 監修:三神大世 編集:湯田 聡,山田 聡,赤坂和美.エコーでコラボ主治医と検査者の相互理解を深める心エコー奥義. 医学書院 2014年3月発行.
  • Andoh Y, Ogura H, Satoh M, Shimano K, Okuno H, Fujii S, Ishimori N, Eshima K, Otani T, Nakai Y, Van Kaer L, Tsutsui H, Onoe K, Iwabuchi K. Natural killer T cells are required for lipopolysaccharide-mediated enhancement of atherosclerosis in apolipoprotein E-deficient mice. Immunobiology 2013; 218: 561-569.
  • Satoh H, Fujii S, Tsutsui H. The Relation between habitual sleep duration and blood pressure values in Japanese male subjects. Environment Health and Preventive Medicine 2013; 18: 215-220.
  • Sugiura1 T, Dohi Y, Hirowatari Y, Yamashita S, Ohte N, Kimura G, Fujii S. Cigarette Smoking Induces Vascular Damage and Persistent Elevation of Plasma Serotonin Unresponsive to 8 Weeks of Smoking Cessation. Int J Cardiol 2013; 166: 748-749.
  • Mizutani N, Kobayashi M, Sobue S, Ichihara M, Ito H, Tanaka K, Iwaki S, Fujii S, M.D. Ito Y, Tamiya-Koizumi K, Takagi A, Kojima T, Naoe T, Suzuki M, Nakamura M, Banno Y, Nozawa Y, Murate T. Sphingosine kinase 1 expression is downregulated during differentiation of Friend cells due to decreased c-MYB. Biochimica et Biophysica Acta - Molecular Cell Research 2013; 1833: 1006-1016.
  • Noda Y, Saito M, Watanabe K, Sanagawa A, Sobajima Y, Fujii S. Physicochemical characterization of tretinoin tocoferil emulsion and povidone-iodine sugar ointment blend developed for improved regulation of wound moisture. Chem Pharm Bull 2013; 61: 700-705
  • Itoh S, Yokoyama R, Kamoshida G, Okada H, Takii T, Tsuji T, Fujii S, Onozaki K. Staphylococcal superantigen-like protein 10 (SSL10) inhibits blood coagulation by binding to prothrombin and factor Xa via their γ-carboxyglutamic acid (Gla) domain J Biol Chem 2013; 288: 21569-21580
  • Fujii S. Insulin Resistance and Heart Failure: Underlying Molecular Mechanisms and Potential Pharmacological Solutions. J Cardiovasc Pharmacol 2013; 62: 379-380.
  • Ito S, Iwaki S, Koike K, Yuda Y, Nagasaki A, Ohkawa R, Yatomi Y, Furumoto T, Tsutsui H, Sobel B, Fujii S. Increased plasma sphingosine-1-phosphate in obese subjects and its capacity to increase expression of plasminogen activator inhibitor-1 in adipocytes. Coronary Artery Disease 2013; 24: 642-650.
  • Kazumi Akasaka, Erika Saito, Takaya Higuchi, et al. Aortic regurgitation caused by fibrous strand rupture in a fenestrated aortic valve. J Echocardiogr 2012; 10: 151-153.
  • Talib A, Nakagawa N, Akasaka K,et.al. The balance of fetuin-A and osteoprotegerin is independently associated with diastolic dysfunction in hemodialysis patients. Hypertens Res 2012; 35(4): 426-433.
  • Matuki M, Sato N, Akasaka K, et al. Brugada syndrome whose ST-segment changes were enhanced by antihistamines and antiallergenic drugs. Intern Med 2009; 48:1009-1013.
  • Tashiro N, Sato N, Akasaka K, et al. Brugada syndrome Ccase: Difficult differentiation between a concealed from and tricyclic antidepressant-induced brugada sign. Intern Med 2009; 48:1535-1539.
  • Takahashi F, Hasebe N, Akasaka K, et al. Hyperinsulinemia is an independent predictor for complex atherosclerotic lesion of thoractic aorta in non-diabetic patients. Atherosclerosis 2006; 187:336-342.
  • Akasaka K, Akasaka N, Di Luozzo G, et al: Homocysteine promotes p38-dependent chemotaxis in bovine aortic smooth muscle cells. J Vasc Surg 2005; 41(3): 517-522.
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スタッフ
 

平成26年6月1日現在

教授 藤井 聡
講師 赤坂 和美
助教 河端 薫雄
助教 奥山 峰志(兼任)
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